さいたま市の浴室工事が完成しました。
今回の浴室工事は、特殊な工事内容です。
通常の浴室リノベーションは、既存の浴室を解体し、解体した箇所に新たにシステムバスを設置します。
ですが今回の浴室工事は、洋室に、新規浴室・洗面室を設置するという工事内容となりました。
結論から言うと既存浴室を、解体することは不可能と判断しました。
不可能な理由は、通常の基礎の形状とは違い、ものすごい強度の基礎が浴室スペースに施工されていました。
図面を確認したときに、違和感を感じ、さらに詳しく図面を確認したところ、この基礎に手を加えるのはナンセンスだと判断しました。もし手を出していたら取り返しのつかない事態になっていたでしょう。
私は施工に入る前にイメージトレーニングをします。
何度かイメージトレーニングをしましたが、完成までは険しい道のりでした。
お施主様とお話をしているときに、お施主様から提案をいただきました。
その内容は、「現在使ってない部屋を新規浴室・洗面室化できないか」というもの。
なんとすばらしい提案と感動しました。
実は、私もあの部屋使えないかな～と思っていましたが、常識的に理解を得るのが難しいと、消極的になっていましたので、お施主様の独創性に、感動しました。
新規浴室・洗面室工事に向けて、私もイメージトレーニングをし、すごくいい仕上がりになると確信できました。
実際の工事もスムーズに進めることができ、新規浴室・洗面室が完成しました。
お施主様もすごく喜んでいただき120点と最高の評価・ご褒美をいただくことができました。
