もし、プーチンが若い指導者なら、世界の変化に少しは気が付くはずです。
かといってすぐに共産主義や社会主義を変えろなどとまでは言いません。
ただ社会がいつまでも自分のしてきたことは正しいなどという幻想にとらわれていたら、老害なのです。
今までこれでやってきたからまたできると思う所作はまさしく老害です。
会社ならとっくにつぶれっています。
せっかく、ゴルバチョフさんが、ペストロイカを行った時に変われるチャンスだったのに、国民が昔の幻想に返ってしまったのです。少しばっかりの経済の不安定に我慢できなかったのでしょう。せっかく自由を手に仕掛けたのに。
今回だって、ロシアを変えるのはロシア国民だけだと思います。
権力の椅子に座った者が、決して自ら降りることはないというのが原則です。
誰かに引きずりおろさなければ、下りないのです。中国だって無理かと思います。
責められたことはあっても自ら責めたことのない国が、国際連合の常任理事国になるべきです。でなければ何も決定できないからです。自衛のための国際連合も動けないということになります。
ロシアも中国も無しでしょう。
中国は経済だけ調子よく資本主義を取り込んだ、世界をだまして、今や経済大国である。ロシアも中国のようにふるまっていれば、よかったのに。